台湾茶の奇古堂 - 台湾ガイド
今回ボク達はまったく予備知識を持たずに台湾茶にチャレンジしてしまった。台湾茶の種類やお茶の入れ方なんて全く知りませんでした。自戒の念も込めつつも、ここでは美味しい台湾茶をご馳走してくださった奇古堂と店主の沈甫翰(シンホカン)さんについてご紹介したいと思います。
まず台湾茶と聞いて思い浮かべたのは、あのミニチュアの様な茶器で淹れる香り高いお茶。喉を潤すというよりも、決められた作法の中で特別な人たちが愉しむ嗜好品。そんな漠然としたイメージだけでした。
なので、今回の旅行で台湾茶を試してみようと誘われた時も、まぁ旅の土産話程度に...的な軽いノリでした。
台湾茶の奇古堂
訪れたのは「台湾奇古堂」。店主の沈甫翰(シンホカン)さんは、日本でもお茶会を開いたり、定期的に学習院大学で授業を持っていたりもする有名人。そんな人から
と聞かれても、どう答えたらいいか分からない。少々恐縮しながらも
と顔色を伺う様に答えたら、寡黙に黙ってお茶を淹れ始める沈氏。
どうやら間違いでは無かったらしい。
後から聞いた話では、台湾茶の魅力はやはり香りだという。日本で多く飲まれている緑茶が香りよりも味に重点が置かれているのに対し、台湾茶はうまみや苦味といった味覚よりも、嗅覚で愉しむように淹れられる。
奇古堂で扱う茶葉は沈氏が自らの足で探してきた厳選に厳選を重ねた最高品質の茶葉。使う道具もオリジナルの茶器。淹れ方を見ていても一煎目を捨てる(茶葉の不純物を取り除く)事もなく、茶壷の上からお湯を掛けて茶葉を蒸らすこともしない。
それも良い茶葉と良い茶器があっての事だと氏は言う。
また良い茶葉は何煎淹れても味が落ちないとのこと。ボクらが小さい茶盃をテーブルに置くと即座に注がれるお茶(後半はお茶だけでお腹がいっぱいになり、なかなか卓上に戻せませんでしたが...)は、20煎は淹れていたように思えた。
確かに香り・味ともに際立って落ちることはありませんでした。すごい!こうして僕たちは阿里山茶や鉄観音茶を愉しみました。
これだけ楽しめたお茶会ではありましたが、最後にお勘定は?と聞くと、そんなものはいらないと言う。2時間は愉しんだであろうお茶会の代金を取らないというのだ。一瞬たじろぐ他力組。
間髪入れずに氏が言ったお言葉は、
台湾茶の愉しみ方だけでなく商売の心得もしっかり勉強させて頂きました。
合掌。
台湾茶は台湾旅行の2日目に行きました。



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